活動地域:西部エリア

西川 紀子 さん

柏崎ファミリードッグ(KFD)
柏崎ファミリーキャット(KFC)

活動内容は?

柏崎ファミリードッグ(KFD)
2003年11月に設立し、「愛犬家としてのマナー・愛犬とのコミュニケーションアップを図り、人と犬との豊かで快適な共存社会を実現する」事を目的に活動しています。定例会、愛犬と一緒に屋外で楽しむワンワン遠足、講師を招いた研修会の開催や関係機関の見学、愛犬のしつけ方教室のトレーナー補助などを行っています。2018年には、長年の活動を認められて、柏崎市動物愛護協会より表彰、2019年には県動物愛護協会より表彰されました。

柏崎ファミリーキャット(KFC)
2019年8月に設立し、「猫の適正飼育の普及啓発を通じて、人と猫のより良い暮らしを実現する」事を目的に活動しています。適正飼育についてや野良猫や地域猫について、新しい飼い主についての相談にのったり、外部講師を招いた研修を実施したりしています。

挑戦している事業は?

ゼロプロジェクトの実現に協力しています。ゼロプロジェクトとは、新潟県動物愛護協会のプロジェクトで、県内の猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクトです。2019年度は犬13頭、猫637頭が殺処分されました。

活動のきっかけは?

子どもの頃から犬が大好きで我が家にはいつも愛犬が居ました。障害のある息子と巡り合ってからは息子中心の生活でしたが、彼の入学を機に子犬を迎えました。その後市内のドッグトレーナーの紹介で愛犬家の集まりを知り、「柏崎ファミリードッグ」を立ち上げに至りました。この活動を通じて県内の動物愛護団体との交流も深まり、数年前に県動物愛護協会が取り組むゼロプロジェクトを知りました。県内で犬の殺処分10頭ほどに対して猫が900頭という数字は驚異的でした。そして、猫の不適切な飼育が原因である事も知り、このプロジェクト推進のために「柏崎ファミリーキャット」も立ち上げました。

活動する上で大切にしていることは?

自分たちの「好き」や「気になること」が豊かなまちづくりに役立つことに気付くこと、個人では難しい「活動の継続性」がチームなら担保されることを知ること、チームの誰かの頑張りに頼らないこと、チームのそれぞれが役割を持つことです。

あなたが目指したいまちは?

「誰もが、そして命あるもの全てがその役割を果たせるまち」
「お互い様!の気持ちでそれぞれの違いを認め合う寛容なまち」