まんま〜る




活動内容は?
支援を必要とする子どもと親同士が気持ちを共有し、情報交換をすることで、このまちで自分らしく暮らしていけるように横の繋がりと環境づくりをしたいと思っています。ダウン症をもっている子どもたち、5家族で発足した会ですが、現在ではダウン症をもつ子たちだけでなく、支援を必要とする様々な幼児から20歳代まで47家族で活動しています。
挑戦している事業は?
以前は、勉強会や月1回のお茶会などニーズに合わせた様々な活動をしていました。今は、年に2回ほど全体でのクリスマス会や進級・進学のお祝い会、お泊り会をおこない、その他、市内のイベントにキッズダンスや昨年より始めたタヒチアンダンスで参加しています。他の団体とフライングプラネタリウムやうきうきウォークなどをし、地域のみなさんにみんなの笑顔を見て頂ける機会をつくっています。
活動のきっかけは?
息子が生まれた年は市内に5人のダウン症をもつ子どもたちが生まれました。療育などでほぼ毎日顔を合わせていましたが、保育園入園でバラバラになることになりました。出生確立からすると、このまちの規模で同じ年に5人のダウン症をもつ子が生まれる確率は稀で、私たちが出会えたことはきっと意味のあることだと思い、その後もみんなで繋がりながら成長していけるよう団体を立ち上げました。
活動する上で大切にしていることは?
「みんな同じということ」です。それぞれ悩みや成長が違って、他者と比べてしまうけれど、みんな同じく命を授かって、生まれてきた。それだけでマルだと思っています。中国語で「まんま~る」はゆっくりという意味があります。「ゆっくりでも生きているだけでマルだよ」という思いを団体名にも込めています。
あなたの目指したいまちは?
「誰とでも言葉を交わせるまち」
会話をし、心をかよわせることでお互いを理解し認め合い、誰もが共に暮らせるまちになることを願っています。