活動地域:高柳エリア

小林 抄吾 さん

門出・田代べとプロジェクト

活動内容は?

私たちの団体は、高柳町門出・田代地区を拠点に①みんなの集いの場づくり、②地区の魅力・生きる技を伝える、③旧門出小学校の活用の3つのテーマを掲げています。各テーマに沿って、毎週の集会や冬キャンプ、年4回べとプロだよりの発行、地元産小麦を使ったピザ部、旧校舎グランドの芝生づくり等の活動を行なっています。20代〜60代の男性メンバー中心でしたが、最近女子部ができました。

挑戦している事業は?

私が担当する「旧道探検」という活動は2年前に始まりました。昔のことを知っている大先輩からガイドになってもらい、今は使われていない獣道を歩きます。廃村になった集落に続く道を辿ると、唯一祠が残っていたり、山菜がたくさん生えていたりと、新たな発見があります。先輩たちから教わるだけでなく、自分達も勉強しながら地域の歴史を伝えていきたいと思っています。

活動のきっかけは?

2012年3月に門出小学校が廃校になったことで、「これから地域をどうやって元気づけていこうか」という話し合いに参加した事がきっかけで、団体設立時からのメンバーとして参加しています。子どもの頃からずっと「地域全体で子どもを育てる」環境があったため、地域の中心だった学校が無くなることで地域の未来もなくなってしまうのではないかと感じました。元々私は全国の農村を回る営業職の仕事をしていましたが、帰省した際に廃校になる話を聞いていたので、地域に対する危機感から地元へUターンすることを決めました。

活動する上で大切にしていることは?

どんな活動も「根っこの部分を大切にしよう」といつも話し合っています。そして、地域の人たちに活動を知ってもらうこと、地域の人たちと自分たちが楽しみながら活動することを大切にしています。

あなたが目指したいまちは?

「自分が好きで住みたいところに、いつまでも住み続けられるまち」