【求人募集】第1弾 前向きに、変化し続けるチーム。その人らしい事業をつくっていく

はじめまして、産休育休から復帰して徐々にエンジンが掛かってきました、aisaの宮です。
今回aisaで新たに1名のスタッフを募集するにあたり、仕事の内容だけでなく「aisaで働く」人たちの考え方、生き方をもっと知ってもらおうと思い、インタビュー企画を考えました。第1弾〜第3弾まで、厳選された4人が登場します。

この記事では、「aisaで働く」ことの魅力、一緒に働きたい人物像について、理事長の水戸部さん、事務局長ののんちゃんにお話を伺いました。最終的にはちょっと泣ける?二人の働くことに対する深い想いを聞き出すことができました。

水戸部 智(ミトべ サトル)NPO法人aisa 創設(2012-)、理事長(写真右)
2008年所属(前身組織の期間含む)
担当:マネジメント/プロジェクトの立ち上げ/法人設立/ファンドレイジング

増田 望未(マスダ ノゾミ)NPO法人aisa 事務局長(写真左)
2011年所属(前身組織の期間含む)
担当:バックオフィス統括/施設管理/事業の企画運営
愛称:のんちゃん

その人の個性がそのまま、その場にある。バラエティーに富んだメンバーです

ー まずは、二人から自己紹介として、名前と好きなことを教えてください。

水戸部:水戸部です。好きなことはやりたいことをやることですかね。気になることを調べたり、勉強したりするのが好きです。

増田:増田です。好きなことは、私はもうお酒を飲んでただただテレビを見ることかな。

ー いまaisaには何人のスタッフがいますか。

水戸部:9人ですね。
増田:バラエティに富んだ…メンバー。
水戸部:動物園みたいな。笑
増田:動物で例えても、同じキャラは居ないと思う。笑
水戸部:俺は牧場の人みたいな感じ。その人の個性がそのまま、その場にあるっていう感じ。俺はその動物たちがいかにいきいきと自由に生きられるかっていうフィールドを提供しています。

前向きに、変化し続ける。基本スタイルはチームプレー

ー どんなメンバーか気になりますね。それでは、なぜ今回スタッフを募集することになったのでしょうか。

増田:ありがたいことに色々なご依頼が増えているんです。
仕事が増えても、一つひとつの事業や依頼されたものについてはもっと深く考えたいと思っていて。依頼者はどういうことを考えているんだろうとか、プラスαうちの良さを足す部分はどこにあるんだろうとか。新しく一緒に働くスタッフとはそういった所も一緒に考えたいなと思っています。

水戸部:それに新しい風も欲しいですね。

ー 新しいスタッフも同じ土俵で話し合っていく感じですね。二人はどんな人と一緒に働きたいですか。

水戸部:自分の脳みそで考えられる人ですね。1+1=2ですって正解を求めがちな人は苦しむかもしれない。そうではなくて、あなたにとっての理想を聞きたい。それにポジティブな人がいいな、改善とか変化し続けることの方が嬉しい人。仕事ってスキルも大事だけど、共同作業だからチームワークとかチームプレーが重要。スタッフ同士、日頃からコミュニケーションは多いね。

増田:前向きな人がいいね、こうやったら楽しいんじゃないか?とか。参加者が集まらなかったらどうしようとかリスクばっかり考えるよりも、人が集まらなくてもいいからやってみようって。「とりあえず精神」の人がいいかな。
それに、ここでは基本的に仕事をしに来ているって思っちゃだめかも。お金が発生するから仕事なんだけど、なんていうかな。

水戸部:そうだね。真面目に仕事をする会社ではなくて、半分遊びくらいの気持ちを持ちながら仕事をしてくれたらいいね。

挑戦が循環する地域をつくりたい。「挑戦」と「失敗」から、その人らしい事業を

ー aisaとしては今後どんなビジョンを描いているのでしょうか。

水戸部:今後10年くらい先をイメージした時のビジョンとしては、地域の問題とかいろんな困りごとをちょっとでもいいから良くする、改善する、プロみたいな感じかな。

ー その先には、どんな地域を目指しているのでしょうか。

水戸部:「挑戦が循環して躍動する地域」というビジョンを掲げているので、挑戦が循環するためにはチャレンジしやすい環境を作らないといけないと思っています。

「チャレンジしやすい環境」ということは「失敗してもいい状態」をつくらないといけない。だけど今起業したり、新しい事業を起こした時に失敗できるかっていうと結構厳しい。「あの人失敗した人だよね」って見られるから、それを変えていきたい。

そのためにセーフティネットがあったり、再チャレンジできる仕組みがあったり、資産形成とか、そういったサポートまでできるようになったら挑戦しやすくなると思うんだよね。「挑戦」と「失敗」はイコールで、失敗できないと挑戦しないよね。

ー それはスタッフも挑戦と失敗を繰り返しているのでしょうか。

水戸部:うちの事業もそうだよね。予定より事業がうまくいかなくても「何やってんだ!」とは誰も言わない。別に失敗でも良くて、重要なのはチャレンジしたこと、挑戦したこと。失敗があったなら、改善してより良くする姿勢が大事だから。そうすれば、もっと良くなるはず。
失敗して怒られたら、次はチャレンジしない。自分だったらそうなると思う。それは目指している世界じゃない。

増田:昔、改善がないって言われた。何度言われたことか…。チャレンジしないと怒られますね。失敗しても怒られないけど、何もしないのは怒られるんです…。

水戸部:それはそう、失敗の前提は挑戦したことだからね。その人らしさを事業に出してほしいし、その人が考えた改善が見えるはず。全くチャレンジしなかったら、それはうちの仕事じゃなくてこなしただけになってしまうから。

増田:うちの仕事って、自分らしさを求められる。一般的には今までの企画があって、担当が変わっても同じようにやっていくことが普通かもしれないけど、それを良しとしない。担当が変わったら、その人らしい事業に変えていくって感じ。

ここは「がやがや」していて、「尊敬」できる「仲間」がいる

ー 二人は「aisaで働く」と聞いて、どんなキーワードをイメージしますか。

水戸部:「がやがや」って感じかな。うちの職場っていつも「がやがや」してる。人によって「がやがや」したい時は違うから、職場でも「がやがや」できる空間が許容されていて、そういう気分じゃない人はイヤホンで耳を塞ぐっていう個人の自由も尊重されている。そういう職場ですね。

増田:普通の会社と逆ですよね。笑
普通は「がやがや」したい人が部屋を出るよね。

水戸部:それって大切な視点だと思っていて。職場はみんなが集っているので、あの場は「がやがや」していてもよくて。集中したい人は他の部屋で作業したらいいよ。

増田:私は「応援」「尊敬」「仲間」「楽しむ」とかそんな感じ。
一番最初に「尊敬」が出たかな。みんなそれぞれのできることをちゃんとリスペクトしていると思っていて。それに企画会議も全員が対等な立場で意見出しをするから、みんな「仲間」って感じ。「応援」は誰かのやりたいことを応援する仕事だから。

働くっていう概念がちょっと違う

ー のんちゃんは20代前半からaisaで働いていますが、働くことに変化はありましたか。

増田:私は最初事務員として働きはじめました。aisaに入って色々できるようになりましたね。
初めはタイピングもできないし、経理もしたことがない。そんな状況でしたが、今は法人登記もできるようになりました。4年経ってコーディネーターとして事業に関わるようになって、だんだん働くことが嫌じゃなくなりました。前の会社では大勢の社員の中の一人で、業務が「できた」「できない」でしか評価されなかったけど、ここは働くっていう概念がちょっと違うような気がする。

例えば、宮さんの考えた事業を一緒に成功させたい、はーさんのデザインがもっと評価されてほしいとか、私はスタッフ一人ひとりの良いところを周りに認めてもらいたいと思っています。一緒に働いている人が好きだから、自分がここで働いて、事業が忙しくて大変でも嫌じゃないんだと思います。

水戸部:会社っていうのは、ただの器だよね。だから働いてくれる人たちが色をつけてくれて、味がするわけで。一番大事な資本は人間のはずで。その人にとってより良い状態にするのは器側の責任だと思っています。

他の会社だとノルマみたいなものって個人個人にたぶん与えられているけど、うちは事業担当が頑張って苦しそうな時に周りの人たちがほっとかないよね。それはその人だけの問題ではなくて、みんなで目標を達成しようとしているから。その関係性がすごく良いし、そういうチームの方が結果を出せると思う。

一緒に働いている人を大事にしたい

ー aisaで働いてもう10年以上が経つ二人ですが、うちの会社で働いて良かったと思う事柄について教えてほしいです。

水戸部:俺はいろんな人と出会えたことかね、それはスタッフ含めね。
根源的に他人に興味がない人間だったけど、一緒に働いてくれてる人たちのおかげで若干、人間に近づいている気がする…。周りの人のことを気にするようになったかね。

特に20代は自分に集中しないと外の人と渡り合えなかった。だからストロングスタイルだったけど、ある程度いろんな人に信頼してもらって、良いスタッフがいてくれて、仕事がくるようになって。ちょっと余裕ができたから、一緒に働いている人たちを大事にせんきゃなって思うようになりました。余裕は今までなかったな。

増田:私は自分と違う人がいることがわかったことかな。
今まではすごいわがままで、自分が一番みたいなところがあったけど、自分よりすごい人もいれば、考えが全く違う人もいる。いろんな人がいる、私もその中の一人。だから特別でもないし、変でもないし。相手のことも、自分のことも認められるようになったと思う。

あとは、入社してすぐ妊娠したけど子育てがちゃんとできる環境を作ってくれたこと。
そもそも会社のために働いているかって言われたらそうじゃなくて、自分の生活のため、自分が楽しむためが一番で、それが結果的に会社に貢献できるよう日々頑張ろうって思えるんじゃないかな。だから、子どもが病気の時に「休んでいいよ」と声を掛けてもらったり、家庭や育児に理解があったり、自分で安心して子どもを育てられていることは良かったなと思う。

最後に

水戸部さん、のんちゃん、ありがとうございました。私は仕事復帰に不安を感じていましたが、二人の胸の内を聞くことができ、また明日からも仕事をバリバリ頑張ろうと思いました。火を灯してくれるようなメンバーです。

この環境で仕事をしてみたい、どんな仕事をしているのか気になるという方は、ぜひ募集内容をご覧ください。
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>>> 第2弾「まちづくりとデザインの二拠点兼業スタイルへ。複数の仕事やコミュニティの中で、どんどん面白いことを繰り返す」へ続く

edited by 宮 沙織
photo by 滝澤 葉月

2022年6月17日 10:21

カテゴリー / あいさ

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投稿者 / miya