12月上旬、雨天続きからお天道様が顔を見せてくれた12月3日(土)かしわざき市民活動センターまちからにて「柏崎NIGHT」を開催しました。3年ぶりに開催された今回のテーマは、「お酒で、ごはんで、おしゃべりで、あなたの好きが見つかる夜」でした。
新型コロナウイルスの影響で、今までよりも気軽にどこかへ出掛けたり、誰かと話をすることが減り、そのまちの魅力を知ることや新しい人やモノと出会うきっかけすら奪われてしまっています。
そのような状況の中で柏崎NIGHTは、過去に開催していたパーティ形式とは形を変えて、柏崎の好きなお店、好きなヒトやモノを見つけられる場として開催しました。買って食べて終わりのイベントではなく、誰かと会話したことが思い出になるような、好きなブースでゆったりと思い思いの時間を過ごせるような、空間づくりを意識しました。
今回は5つのブースをブログでお伝えするだけではなく、特設ラジオブースからお届けしていたトーク番組「柏崎NIGHTラジオ」、会場内のインタビューの音源もご視聴できますので、当日の空気感とともにぜひ最後までお楽しみください。
18:00 じっくり冬の準備ができる雑貨・アート系ワークショップを体験
2階でお腹を満たして1階へ戻ると…ワークショップブースが賑わっています。
こちらは、フルイドアクリルアート。好きな色を混ぜて、垂らすだけ!色々難しいことを考えずに、気持ちのままに。仕上がりが楽しみな作品です。


「お友達とワークショップを楽しんでいました。結局、最後の時間までゆっくりされていたので、居心地がよく良い時間だったんだなと思いました。」と出店者さんが遊びに来ていた方のことを教えてくれました。嬉しいお言葉です。
今回3種類のワークショップがあり、どれもじっくり時間をかけて作るものばかり。自分で作ったものを身につけると気分も上がりますよね。


今回出店している方々は、柏崎市内を中心に活動されています。商品や体験が気になった方はぜひInstagramを検索してみてください。


蔵と書 プロデュース、本と出会える空間
そして、ワークショップブースのお隣、こちらには沢山の本が並んでいます。出雲崎町で場を開いている「蔵と書」さんに、本と出会える空間をプロデュースしていただきました。
普段、本を読まない人にも気軽に手に取ってもらえるよう短編集や絵本、イラストが多いものなどをセレクトされていました。


実は、企画当初から依頼したいと思っていたほど、私にとって思い入れのあるブースでした。
事前打ち合わせでは、私が届けたいお客さん像やお互いの体験談を話しながら、店主のイシサカさんがどんどんアイデアを出してくださって、ものすごい熱量でした。
別件があり当日店主がいないというチャレンジ企画にはなったのですが、テーマごとに本を集めた素敵な机だったり、本の一節を抜き出した装飾で本と出会う「ホントの出会い」などが用意されました。

テーマの机は5つ、仕事書、我と書、道と書、夢と書、友と書。どれもまさに!という感じで、こういう本があるんだなと発見の多い机ばかり。本が必要な人へ届いていたら嬉しいです。

19:00「Bar NOEND」その隣ではダーツができるラウンジブース
この辺でひと休み、まちからの地下へ行ってみると…しっぽり大人の雰囲気に。お弁当屋さんが一夜限りの「Bar NOEND」として登場。その隣では、◯◯縁日実行委員会のダーツが並んでいます。

好きな人はずっと滞在していたいくらい、良い雰囲気。2階でもビールやラムチャイを提供していましたが、こちらのカクテルも人気でした。ラジオネームきむさん「there is noendさんの苺のお酒美味しかったです^^」というおたよりもありました。

あ、Bar NOENDさん、各所から常設希望きてます。笑
どんな形になるかはあれですが、こういった溜まり場のような、ちょっと立ち寄れるお店?がまちから内に作れるといいなと思ったり。

また、ダーツはグループで得点を競い合ったり、ダーツ初めてだけどやってみたという人が多かったようです。ダーツボードが光ったり、点数が出ると盛り上がりますよね。

あっという間の3時間、冬の柏崎NIGHT 20:00 CLOSE!
柏崎NIGHTを終えて
今回は100名を超える方々にご来場いただき、本当にありがとうございました!
初めてまちからに足を運んだ方、友人知人に誘われて来られた方、久しぶりに来られた方、常連さん…「好き」なヒトやモノは見つかりましたか。今年の柏崎NIGHTが、皆さんに良い時間と出会いを届けることができていたら嬉しいです。

「まちからに初めて来る友人も来てくれて、うれしい楽しいイベントでした。『まちからのイベントに行けば誰か知ってる人がいるだろー』って一人で来館する人が多くて、この輪が広がっていくといいなーって、にこにこしながら会場の様子を見てました。」
と、今回一緒に企画をしてくれて、他の事業でも関わりのあるAくんから感想をもらいました。客観的に見てもらって、そういう場になってきたんだなぁとじんわり心に響いています。
その輪は内輪の集まりではなく、既にこのまちが好きで色々動いている人たちと、柏崎や地域にまだ馴染みのない人たちが出会って繋がる。その人たちが気軽に相談できる場所、帰ってきたと思える居場所として少しずつ広がっていくといいなぁと思っています。
柏崎NIGHT反省点は多々ありますが、何が必要か、どんな仕掛けをつくるか、また日々あれこれ妄想したいと思います。
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