2018年からスタートした「Like Work School(ライクワークスクール)」は、「好き」という思いを探求し対話を重ね、「やりたいこと」へ言語化する、全6回のプログラムです。
「新しいことをやってみたい」「今までやりたいと思っていたことがあったけどゆっくり考える時間がなかった」「まちがもっと良くなるといいな」という想いを持っている方におすすめです。
スクールを修了した人たちは、自分のペースで新たなステップへと歩み始めています。
「いつかはしたい」を形にする
日々の生活の中で「仕事が忙しくて時間が取れない」「今は育児があるからできない」「誰かやってくれるかも」と、ついついできない理由ばかりをあげてしまうことはありませんか。
「いつかはしたい」「本当はこうしたい」と思っているとしたら、その頃にはやりたいと思った気持ちもどこかに逃げてしまうかもしれません。自分の気持ちに蓋をして、何も手をつけずにいたら、ずっともやもやを抱えたままです。
立ち止まって、そっと自分の声を聞いてみる。
悩んでいるときは、色々な感情や想像が膨らみがちです。できないと思ってしまっているだけで、実はやりたいことって、シンプルに、もっと身近にあるものなのかもしれません。
周りに流されず、自分の「好き」「やりたい」といった気持ちに素直に行動してあげる、それだけでちょっと楽になります。その積み重ねが、自分らしく生きることに繋がっていくと思います。

受講生同士、コーディネーターとの対話を通して
2018年から、かしわざき市民活動センターまちからでスタートした「Like Work School(ライクワークスクール)」では、「好き」という思いを探求し対話を重ね、「やりたいこと」へ言語化する、全6回のプログラムを行なっています。「好き」という純粋な思いが具体的なアクションプランになることで、人のため、まちのためになるかもしれません。
受講生やコーディネーターのみなさんから質の良い質問で、意識していなかった行動が、思考の奥にある動機が掘り起こされて、沢山あったやりたいことの核が見えました。
受講生のアンケートより
自分が何をしたいのか、どうして柏崎でやりたいかなど、自分の中で考える中で自己分析の大切さであったり、見える化をすることが大切であるということをスクールの中で学びました。
受講生のアンケートより

Like Work Schoolが他のプラン作成講座と違うのは、受講生やコーディネーターとの対話を重要視している点です。
新しい挑戦をしようとしている仲間同士が対等な立場でお互いに質問や意見をしながら、プランを磨きあっていく。それは日常生活の中ではなかなか味わえない、貴重な経験となります。
これまでの卒業生たちのライクワーク
これまでこのようなプランが誕生し、スクールを卒業しました。現在はこの原案をもとに、活動を展開している卒業生もいます。
・柏崎へ結婚を機に移住してきた女性が柏崎を知り、いきいきとできるコミュニティを作る
・若手カメラチームを通じて、地域を見つめ直すきっかけをつくる
・子どもたちの放課後時間を活用した「ツナガルアフタースクール」
・耳の聴こえない人の高齢者の生き方や生活ってどんなの?高齢ろう・難聴者サポーター養成講座を開こう!!
・メンタルセラピー(うつ回復へのステップ)に繋げる前段階としての情報発信と信頼作り
など
受講生の皆さんが自分のこれまでを丁寧に振り返り、その中から見えてきた自分の根っこにある「好き」や「やりたい」を軸にアクションプランを作り上げました。

少しの勇気、少しの一歩で、大きな輪ができる。
この場所には、製造業、一般事務、農家、飲食店、主婦、先生、フリーランスなど、多様な人が集まります。なので、柏崎での仲間がぐんっと増えます。地域でなにか進めていくとき、かなり心強い存在になります。
やろうとしていることはみんな違うけど、点を線にする可能性を秘めている。
お互いがしようとしていることをこうゆう形なら繋げられるんじゃないかって話をするのが楽しい。
スクール終了後にも、その一歩を応援したい、一緒になにかできるかもしれない、そんな前向きな人たちが支えてくれます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも気になる方は、毎年秋に開講しているLike Work Schoolへぜひご参加ください。不明な点はお気軽にお問合せください。
▼Like Work School 第5期お申し込みはこちら
https://npo-aisa.com/2022/10/12/8853/
