スクランブルエッグ開催レポート

こんにちは、スタッフの滝澤です。
気づけば8月も終わりに近づいてきました。

今回は7月の上旬に開催したアイデア交換会「スクランブルエッグ」とその後日談である「活動見学」の様子をお伝えしようと思います。

7月3日(日)開催 / 人とアイデアをかきまぜる スクランブルエッグ

スクランブルエッグは、普段まちの中で活動する3団体に出してもらったテーマについて、「こんなことできたら面白そう!」というアイデアをみんなで出し合おうというイベントです。
今回テーマを出していただいたのは、柏崎の中でも他に類を見ない活動を行っている団体さんたちでした。

Aグループ:カギカッコ「眠った倉庫で文化の火を灯したい」
Bグループ:YuiTo「性の多様性・Xジェンダーについての活動を広めたい」
Cグループ:SUNSET RIDERS「一緒に楽しく活動をしてくれる仲間を集めたい」

カギカッコさんは、今は使われていない倉庫や空き家などを活用して、自分たちのやりたいことを実践できる場をつくろうと集まった男女7人のグループです。今回は実践したいことの1つである本屋さんについて、どうやったら親しみやすくていろんな人が本に触れられるかアイデア出しを行いました。

店主を務める坂野さんの人柄のよさ、文化人類学というジャンルやZINEなどの個性豊かな本たちがもうすでに面白い!それを紹介したり話したり、交流できる仕掛けがあるといいんじゃない?というアイデアが出ました。
また倉庫に眠る大量の木材を活かして、本に興味がない人でも来やすいように木工雑貨を販売するなど、他のコンテンツを組み合わせるのはどうかというアイデアも出ていました。

YuiToさんは世間的にも認知されつつある性の多様性について、柏崎の人たちにも少しでも知ってもらいたいという思いから、今回のスクランブルエッグに参加してくださいました。テーマについては、関心を持ってもらうためにどんな取り組みだったら参加してくれますかというシンプルな問いになりました。

YuiToさんは、用語も難しいものが多いのでやはり講演会を開いていくのがいいのでは?と考えていました。参加者からもいいね!という意見が多く、もっと気軽な感じの茶話会みたいにして子どもたちや子育て世代での理解を深めたいと、需要があることがわかりました。体験談とかもあるとわかりやすいかも!と聞く側目線のアイデアも出してもらい、これからの活動に活かしていけそうでした。

SUNSET RIDERSさんは県内でもめずらしい「カントリーラインダンス」のサークルです。コロナやライフスタイルの変化などでメンバーが少なくなってしまったので、一緒にダンスを楽しんでくれる仲間を増やしたい。どこにどうやって周知すると効果的なのか?をみんなで話し合いました。

まずは体験してもらうのがいいということで、学校の部活やクラブ活動として参加してもらったり、そこから親世代にも簡単に踊れるということを知ってもらうのはどうかな?というアイデアが出ていました。
他にも、カントリーラインダンスの特徴であるカントリー調の曲や、ハットとブーツなどの凝った衣装を活かして、お店とコラボしてPVを撮影するのは?衣装をSNSにアップするのは?など見た目からアピールする方法もいくつか出ていました。

どのグループでも、参加者それぞれから思い思いのアイデアが出ていました。テーマを発表した団体さんたちも、自分たちが見逃してた視点やアイデアが出てきて、これからの活動へのエネルギーになりました!

7月10日(日):活動見学

スクランブルエッグ開催の1週間後に再びまちからにお越しいただき、各団体が普段どのような活動を行っているのか活動見学を行いました。

YuiToさんからはXジェンダーについてのミニ講演会を実施していただきました。
初めて聞く言葉も図や体験談などを交えながらわかりやすくお話ししていただきました。

SUNSET RIDERSさんからはカントリーダンスの披露とレッスンをしていただきました。
この動画を見ればカントリーダンスの魅力がわかる!はずですのでご覧ください^^

新しいアイデアを得た団体さんたちが、これからどんな風に活動していくのか今後もご注目ください!

2022年8月24日 17:11

カテゴリー / まちから

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投稿者 / takizawa