柏崎市の「元気なまちづくり事業補助金」は例年秋に中間報告会を開催していましたが、今年度はコロナの影響で開催できず…。
そこで、今年度採択された5団体の今をブログでお伝えしていきます!
前回は、NPO法人石黒邑の取り組みをご紹介しました。
ふきのとう【高柳で働きながら子育てしやすい環境をつくる】
最後にご紹介するのは『ふきのとう』の皆さんです。高柳に暮らす3家族が中心となり活動しているグループです。
メンバーの一人の「ふきのとうならそこらへんを歩いていれば普通に生えている」という何気ない一言から、それって自分たちにとっては当たり前だけど、実は結構レアなんじゃなかろうか…と団体名が決まりました。
来年度の高柳保育園の存続が難しいという現状に直面した現役ママ3人を中心に今春スタートしました。
高柳で大人がイキイキと仕事をする姿を子どもたちに見せながら、安心して暮らしていける魅力ある環境を自分たちで作っていくための一歩を踏み出しました。

今年度の事業の柱は
①ママたちの仕事をつくる
②高柳の魅力を伝える体験
③移住希望者に向けた情報発信
の3本建てです。
①ママたちの仕事をつくる
1つ目の『ママたちの仕事をつくる』では、高柳さんの山菜や小麦粉を使った商品開発を行っています。試食やロゴデザインを進めました。来春にはお披露目できると良いですね。 8月には、まちからで開催した ボイルドエッグにもご参加いただき、販売に向けた方向性についてメンター陣からアドバイスをいただきました。


②高柳の魅力を伝える体験
2つ目の『高柳の魅力を伝える体験』では、高柳の自然や暮らしの中で受け継がれてきた技などを体験できるツアーの企画とプレツアーの開催を進めています。山や川の恵み、人々の知恵を子ども達に伝えるあたたかい体験プログラムになっています。



③移住希望者に向けた情報発信
3つ目の『移住希望者に向けた情報発信』では、SNSでの情報発信とECサイトの立ち上げを予定しています。こちらも来春にはお披露目できることと思います。

忙しいママたちが一歩ずつ、子ども達と地域の未来のために歩みを進めています。ふきのとうの活動に触れる機会がありましたら、応援やご協力をよろしくお願いします!