鏡が沖中学校にてChangeMakerの授業を行いました!

こんにちは。あいさ新スタッフの辻本です。

初夏の風と共に、コロナ前の日常も舞い戻ってきたかのようですね。まちからに訪れる方々も徐々に増え、皆様のにぎやかな声に喬柏園もうれしそうです。

さて、ようやく学校の授業も始まりました。

学校開始早々となる6月12日に枇杷島地区にある鏡が沖中学校にて、2年生総勢106名を対象にChange Makerの授業を行いました!鏡ヶ沖中学校で行われる全10回の本プログラムのうち、今回は2回目となります。

Change Makerとは…?という方はぜひこちらをご覧ください。

社会、そして私たちの暮らす「柏崎」という地域。自らも暮らすそのなかに転がっている、とっても身近な「違和感」や「困りごと」を課題として捉え、主体的にかかわっていくプロセスやその精神を、まちの起業家と共に「ビジネス」の視点で実践的に学んでいきます。

 具体的には、チームを組んで「会社」を立ち上げてビジネスプランを練り上げ、最後にはプレゼンを行うことになります。その間柏崎で活躍する起業家の方々が「メンター」として伴走します。

第2回目となる今回は、まちのプレイヤーの方々によるトークセッション形式。

あいさの理事である水戸部智のほか、夢の森公園にあるカフェ『里山カフェI’m Home』を運営する有限会社la luce e L’ombraの代表取締役である西村遼平さん、障がい者の就労支援事業を行う株式会社With Youの社長小林俊介さん、小清水を100年後も存続させるために活動するSPIN A TALEの矢島衛さん、株式会社ブルボンでデザインを担当しつつ、本業のほか積極的に様々な事業に取り組んでおられる福井厚さんがメンターとして登壇し、ファシリテーターは桑田が担当しました。

自己紹介から始まり、それぞれの事業のビジネスモデルの紹介、そしてそれぞれの描く地域の未来像、地域への思いや、人生グラフを用いてなぜこの事業をするに至ったかといったテーマで進めていきました。

学校ではなぜか敬遠される「お金」の稼ぎ方の話。等身大の大人たちによる、個性あふれる生きザマの話。そして、地域にかける思い等…教室では聞くことができない話の数々に、生徒たちもメモを取りながら、真剣に聞き入っていました。

全国的な調査によると「大人」に対して中高生が持つイメージは、「疲れている」と「元気」のうち「疲れている」が92%、「楽しそう」と「楽しくなさそう」では「楽しくなさそう」が60%近い票を集めているそう。

また、今回授業中に問いかけた「柏崎って面白いと思う人」「つまらないと思う人」のどちらにも多くの手は上がらず、生徒たちは「柏崎」という地域に対して特段のイメージを持っているわけではないのかもしれません。(もちろんそうではないかもしれませんが)

「つまらない」「仕方ない」に対し、課題を設定し、自分らしいアプローチでアクションを起こしたその先に、「面白い」が待っていること。全力で自分が住むまちを住みやすく、おもしろく、持続可能にするために頑張っている大人がいること、そしてそれをとても「楽しんで」いること。今回2時間にわたる講座の中で、そんなことが垣間見えたのではないでしょうか。最後の質問の中には「皆さんにとって人生とは何ですか」というなかなかアグレッシブなものもありましたが、このChange Makerを通じて、生徒の皆さんもそんなことについて考える機会にもなるかもしれませんね。

さあ、これからキミたちはどんなビジネスを立ち上げていくのでしょうか。楽しみです!

2020年6月24日 12:51

カテゴリー / あいさ,活動の報告

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投稿者 / aisa