10万人を達成した記念の表示とともに写る水戸部智センター長
かしわざき市民活動センターまちから(指定管理者:特定非営利活動法人柏崎まちづくりネットあいさ)は、2015 年11 月5 日の開館以来、多くの皆様にお越しいただき、2020 年3 月28 日(土)に来館者数が累計10 万人を達成しました。
「柏崎公会堂」、「喬柏園」として80 年前から多くの市民に親しまれてきた国登録有形文化財である洋風建築の建物は、新潟地震、中越大震災、中越沖地震と3 度の大きな地震を経験しました。
2015 年にこの歴史的な建物を活用しながら保存するためリノベーションし、柏崎の課題解決や魅力創造に取り組むまちのプレイヤーを増やす「市民活動センター」と地震の記録や教訓を活かして地域の防災力を高める「中越沖地震メモリアル」の機能を併設し、新たな形に生まれ変わりました。
館内には、まちづくり、防災のコーディネーターがそれぞれ常駐し、多様な主体から寄せられる各種相談に対応しています。着席で最大160 名収容可能な「交流・活動ルーム3」があり、研修会や総会、各種イベントなどでの貸切利用や、貸切利用のない時間帯は誰でも無料で使えるフリースペースとして会議や個人作業に利用されています。
他に無料のフリースペースとして利用可能な2つの「交流・活動ルーム」、複合機や大判プリンター、ラミネート加工、フリーWi-Fi など、それぞれの活動のニーズに合わせたサービスを提供し、まちづくり活動に取り組む市民の方々から活用していただいています。
まちからは、今後も「誰もが楽しめるまちを目指して、一人ひとりのやりたいことをカタチにする」という目的のもと、柏崎のまちづくりを推進していく拠点として、市民活動やNPO、ソーシャルビジネス、コミュニティビジネス、防災などの市民主体の活動を応援していきます。
※なお、10 万人達成を記念した式典等は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、行わない予定としています。