あいさでは、まちづくりに関する様々な事業を行っています。具体的になにをやっているの?という方も多いと思いますので、これから3回に分けて実際に行っている事業をご紹介していこうと思います。
あいさは、『挑戦の循環によって躍動する地域をつくる』というVision(目指す社会像)と、『事業を通じて社会に貢献するプレイヤーを増殖させる』というMission(はたす使命)を持ったまちづくり会社です。
主な事業は7つあります。今回はそのうちの3つを、2018年度の活動も振り返りながらご紹介します。

1 挑戦を計画するお手伝い/コンサルティング
2018年度のコンサルティング事業では、人口減少社会に対応するための、公共施設の複合化や機能移転等について住民の合意形成を図りながら計画に落とし込んでいく業務を、新潟市1地域、富山市2地域で実施しました。

中山間地域などでは、公共施設が近くにあることでの安心感や災害時の避難所としての機能など、簡単になくすことができない施設もあります。しかし、これから財政的にさらにきびしくなっていく地方が今までどおりの公共サービスを維持し続けることは難しいのが現状です。住民の意見を聞きながら具体的な計画を考えていく作業をお手伝いさせていただきました。

2 挑戦に必要な資金調達支援/ファンドレイジング
2018年度のファンドレイジング事業では、新規事業の立ち上げや事業拡大に伴う資金調達に関する相談対応や金融機関等への仲介を5件サポートさせていただきました。

また、小清水集落で活動しているNPO法人SPIN A TALE(旧ひゃくいちねん会)の補助金申請に関するサポートも実施しました。

3 地域の多様な担い手をつくる/インターンコーディネート
2018年度のインターンコーディネート事業では、北条の岩之入集落への短期インターン3名、谷根で行った関係人口創出事業15名、大正大学地域創生学科の地域実習13名、あいさへのインターン2名がプログラムに参加しました。

インターンコーディネート事業は、移住定住を目的としているわけではありませんが、インターンを通じて柏崎を気に入ってくれた方が移住してくれるケースもあります。

今回は3つの事業をご紹介しました。残る2回で「まちからの運営」「ローカルデザイン」「レクチャー」「請負・受託」についてご紹介します。