金ない、人いない

こんにちは、ヤジマです。先日、一般財団法人新潟ろうきん福祉財団の「自立した持続可能な地域社会創造事業」五ヵ年報告書発刊記念集会に参加してきました。あいさから宮ちゃんが登壇。

報告終わりのほっとした宮ちゃん

過疎高齢化が進む県内の中山間地や離島で、地域を支える多様な仕事の創出、住民同士の支えあい、地域外との交流を図ることで、地域の自立、持続を目指す団体。これらの団体をサポートするのが、自立した持続可能な地域社会創造事業 です。

過去に助成を受けた6つの団体が登壇、事業の成果や現状について報告がありました。報告団体と内容は以下の通り。

①NPO法人ふぁいんど
失敗しても軌道修正し、農福連携に貢献
②わかとち未来会議
勉強会を通じて加工所を開設。運営組織を変化させながら事業継承
③結東集落
小さくスタートしたイベントから、米の独自販売に発展
④NPO法人まちづくりネットあいさ
インターンシップを通じて、若い世代が地域の担い手へ
⑤岩沢アチコタネーゼ
農家民宿、農家レストラン、多目的ホールと地域資源を活用
⑥NPO法人都岐沙羅パートナーズセンター
起業とNPOの協働による民設民営拠点から生まれる多様な住民活動

どの団体の報告からも、一所懸命に地域で活動しているのが伝わってきました。活動するからこそ出てくる問題、そこからのブレークスルー。一回り活動が大きくなり、また発展していく。とにかく「行動」が大事だなと感じました。

一方で、課題も感じました。それはどの団体も、「金がない」「後継者、とくに若者がいない」と言っていたこと。これはおそらく日本全国どの地域にもあてはまる課題だと思います。皆さん、せっかくすばらしい活動をされているので、ぜひ「金ない」「人いない」を解決して、持続可能、自立可能な地域を目指してほしいと思いました。どの地域も抱える課題を解決して先に進めば、明るい未来が待っているハズ。

何やら上から目線の話しっぷりですが、私たちのまち、柏崎も「金ない」「人いない」と言われて久しいので、頑張ります。

あと、個人的な所感ですが、ハードを整備する事業よりソフト、特に人材育成に投資するほうが、効率が良いのかなと感じました。設備買うと初期費用がかかるし、建物作ると維持にお金かかりますしね…。人材育成は大変ですが、その人が生きている限りプラスを生み続けると思うので。

2019年6月8日 15:01

カテゴリー / あいさ,活動の報告

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投稿者 / yajima