防災教育教職員研修会を開催しました!! (柏崎市立教育センター共催)

こんにちは。
中越沖地震メモリアルまちからでは、中越沖地震の経験と教訓を共有し、そこからの学びを次代の担い手につなげていくために、日々様々な事業を行っています。

昨年度からは、特に「防災教育」に力を入れてきました。日本全国、どの地域でも災害が起こる可能性があります。自分たちが生活する地域の自然との関わり方を学ぶことがとても重要となります。先日行った研修では、普段から子どもと触れ合う時間の多い学校の教職員を対象とした研修会を柏崎市立教育センターと共催で実施しました。研修会の様子について書かせていただきます。

今回は開催場所を「まちから」にしたことから施設の中や中越沖地震メモリアルのシアターや展示なども見学いただきました。また、これまで取り組んできた防災教育の事例紹介や中学校からの事例紹介、模擬授業と盛りだくさんのプログラムを行いました。


まずは、まちからがどういった施設なのか紹介です。参加者の約8割の先生方は初来館とのことで、シアター・展示物見学を始め、施設の成り立ちや防災教育での使われ方などの視点からも紹介させていただきました。

続いては事例紹介です。まちからで行ってきた防災教育の事例・柏崎市立第五中学校の髙澤克幸先生から中学校で行っている防災教育の事例紹介を行いました。まちからで行っていた事例を紹介することで、具体的に学校はどのようなサポートを受けれるのか、どのようなメニューがあるのかがわかります。

また、柏崎市立第五中学校の髙澤先生からは、中学校で行ってきた取組紹介をいただきました。昨年度、複数回行う防災教育の学習をまちからが担当させてもらい、第1回目のキックオフはまちからで実施しました。こちらから一方的な紹介ではなく学校側からの事例紹介にしたことで、職員の役割分担や校内教員の共有の仕方や計画立案など普段見えにくいプロセスも聞くことができ、とても良い場となりました。また、災害時には防災の拠点となることから、校舎の紹介や災害時の使われ方なども教えていただきました。

そして最後に、 まちから「マモル」プログラムの体験を行いました。プログラム内容や学校で行うイメージを持ってもらえるように模擬授業形式にて実施。
※まちから「マモル」プログラムとは小学校・中学校の発達段階にあわせ各学年単位で防災を学ぶことのできるプログラム

グループワーク中にポロっとでた一言がいくつかあり、プログラムの発展や組み合わせなどの気づきもありとても参考になりました。まちからが提供しているプログラムがどのようなものか一部知ってもらえたかと思います。各学校に戻ってから防災教育の検討や見直し、まちからの活用を検討してしていただけたらとてもうれしいです。

防災教育は教職員の先生方だけが悩み、計画・実施するのではなく、私たちも一緒になって伴走させていただけたらと思います。
いつでも、気軽にご連絡・ご相談ください。私たちも積極的に学校に伺わせていただきます!これからもよろしくお願いいたします!!

まちから「マモル」プラグラム体験の様子

2019年6月1日 17:18

カテゴリー / まちから,活動の報告

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投稿者 / nomura