事の発端は、Twitterを見ていた時にたまたまタイムラインに上がってきたツイート。じゃがりこで作れる「じゃがアリゴ」という料理を、製造元のカルビーが作っているのが初見でした。
そこから「じゃがアリゴとはなんじゃい?」と思い調べたところ、Twitterで人気の料理研究家のリュウジさんがツイートしたものが最初のようですね。
アリゴについても調べてみた
アリゴ(フランス語:Aligot)は、フランスの中南部オーブラック(l’Aubrac)地方の郷土料理である。ジャガイモをベースにチーズおよびその他の食材を混ぜ合わせて調理する。粘度が高く、「餅のよう」とも表現され、非常によく伸びるのが特徴。肉料理などの付け合せとして供される。Wikipediaより – https://ja.wikipedia.org/wiki/アリゴ
フランスの郷土料理なんですね。
「アリゴ」で画像検索をすると餅のようなチーズのような、びよーんとした粘り強い画像がいっぱい出てきます。
なぜ作ろうと思ったのか
作り方を見た時に「これは防災クッキングなのでは?」と思ったのです。
防災クッキングとは、明確な定義は見つけられなかったのですが、災害時にライフラインが断たれても必要最低限の燃料と水だけで調理を行うこと、またはその手法のようです。
カセットコンロと鍋一杯の水とポリ袋を使って、湯煎で調理を行う「パッククッキング」が有名ですかね。
じゃがりこで作るポテトサラダのレシピは、防災クッキングの中でもよく見かけるものなんですが、このじゃがアリゴは新しいレシピになり得るのでは…?と思い、物は試しと実際に作ってみることにしました。
実際に作ってみた
■用意するもの
・じゃがりこ 1個
・さけるチーズ 1個
・塩 お好みで
全部コンビニで揃います。最近のコンビニはすごいね…

①じゃがりこの蓋を半分ほど開けて、さけるチーズを入れます。

②お湯を150ml入れ、蓋をして3分程度待ちます。

③よくかき混ぜたら出来上がり。
冷めてチーズが固まってしまったら、耐熱容器に入れレンジで1分程度あたためるといいでしょう。お好みで塩・胡椒など加えてください。

おぉー。
よく混ぜると全体がモチっとした感じでチーズが糸を引きます。
若干いももちを連想させます。
お味は…普通に美味しいですね。
チーズがもっと多いとパンチのある味になるのかもしれません。
割とありな味でした。
できたじゃがアリゴはスタッフで美味しくいただきました。
ついでにポテトサラダも作ってみた
そういえばじゃがりこサラダの存在は知っているけど、作ったことはなかったなと思い、一緒に作ってみました。

じゃがりこの油分が元々あるので、マヨネーズを入れすぎるとくどい感じがします。じゃがりこにちょっとまとまりを持たせる程度にとどめておいたほうが美味しいみたいです。
こんな感じで、アイデア次第でお菓子がサラダに変わったりすることもあるので、日常的に色々試してみるのも楽しいかも。
お菓子だけでなく、長期保存できる缶詰や乾物を使った料理を日頃から作っていれば、いざと言うときに役に立つ日がくるかもしれませんね。