「やりたいこととお金のジレンマ」は東京の女子高生にどう写ったのか

 昨年の8月。インターン事業でお世話になっている「にいがたイナカレッジ」の井上有紀さんからご紹介いただき、東京の女子高生「水戸はなちゃん」が柏崎にやってきました。自分の好きなテーマで論文を書く授業があり、地方のプレイヤーが抱える「やりたいこととお金のジレンマ」について書きたいとのこと。

高校2年生が、こんなニッチで重めのテーマを選択するなんて、きっと面白い子なんだろうなぁと思い、柏崎で活躍するまちのプレイヤーを巡るツアーを組みました。私の大好きな変態たちをご紹介する通称「変態ツアー」です。

株式会社With Youの小林俊介社長から障がい福祉事業についてレクチャー
柏崎の高校2年生とやりたいこと談義

 アテンドしながら、いろいろな話をしました。自分のやりたいことに挑戦している人はみんな魅力的に観えること。進路やこれからの生き方について悩んでいること。得意なことと好きなことが違うこと。お金を稼ぐことにとらわれすぎると、自分らしさを見失いそうになること。尊敬している人たちのこと。お母さんのこと。などなど。

 自分の仮説と、実際にヒアリングして分かったこと、思っていたことと違うことを素直に受け止めて、更に仮説を立て直す柔軟さは本当にこの子は高校2年生なのかと思うほどの衝撃をうけました。素晴らしい感性をもっているなと。

彼女が自分のテーマと向き合い、たくさん悩んで、今の自分の考えをまとめたA4の3ページ。枚数以上の重みを感じました。地方の現場で働く人間として、とても参考になるとともに、モチベーションになりました。特に、忙しく日々戦っている地方の変態のみなさんには是非読んでいただきたいと思います。


2019年1月20日 13:42

カテゴリー / あいさ

######

投稿者 / mitobe